2007年4月27日金曜日

今日の読書メモ

今日の読書といいながら、過去1年くらいで読んだ
おもしろい本を備忘録として書いておこう。

世界でもっとも美しい10の科学実験
取引先の人に教えてもらって読んだのだけど、とってもおもしろかった。
実験の発想もさることながら、科学者がそれにかける情熱やこだわりがすごい。
��0個目の実験の「1個の光子の干渉実験」は感動した。
��0歳前にしてやっと「光は粒子であり波である」という表現が腹に落ちて理解できた。

■脳のなかの幽霊
これもだいぶ前に買っていたが積読状態だった本。
脳のなかで「いかに」回路と「なにが」回路が分かれている話など
人が人たる性質を備えるのに、実はいろいろな脳構造が基盤にあって
成り立っているのだなと実感できた。(神を感じる構造の話もおもしろい)

ここまで分かってきたのか!とも思うし、物理学などと比較すると
まだこの段階か~とも感じる。脳科学はおもしろいです。


■フェルマーの最終定理
アンドリューワイルズという、この定理を証明した数学者をテーマに書いてある。
ワイルズってすごいです。証明にかける執念には脱帽します。

証明の根幹となる志村・谷山予想の話も感動的。

■ケプラー予想
上の本の中に解説されていたので、読んでみた。
いろいろな書評に書かれているように、確かに感動は薄いが、
これは描写の問題かも。
私は自分の仕事の領域に近いせいか、親近感を覚えたし、
それが数学の証明となり得ることは勉強になった。
でも機械の助けを借りるとやっぱり感動が薄れるんですよね‥


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