2007年7月29日日曜日

今日の読書メモ

生物と無生物のあいだ

出張の新幹線の中で読むために買ったのだが、往復の間に読みきってしまった。寝る暇もないくらいおもしろい。
動的平衡と捉える生物の定義はとても明快で、かつ、いままでの生物観を矛盾なくすっきりと再構成してくれている。そういえば養老孟司さんが生物は部品をとりかえながら走っている車みたいなものだといった類のことを書いていたような。
また著者の情緒的な文体も読書を促進してくれる。なんだか海外著者の訳書のような文体なのです。

2007年7月21日土曜日

今日のこどもとの対話

ウチのこは最近なぞなぞにはまっている。
私「畑でとれるイカはなーんだ?」
子「えーっと、えー‥ エビフライ!」
私「サイはサイでもお金をたべるサイってなーんだ?」
子「さ、さ、さ‥ サル!じゃないよなぁ‥」
ちょっと、しりとりチックになってます。

2007年7月19日木曜日

今日の読書メモ

いま読んでいる本のことを書こう。
思想の中の数学的構造
タイトルに惹かれて買ったけど‥まだ1、2章しか読んでいないので、きちんと読了してから改めて書きますが備忘録として今の感想を。
・思想の抽象度が(数学にくらべて)格段に高いので、どんな数学構造でもレトリック次第で当てはまってしまいそう。だからピタっと感が少し薄。
・とはいっても、思想や数学に「こんなんがあるのか」というサーベイにはなる。

2007年7月16日月曜日

今日の読書メモ

暗号解読

暗号をつくるほうもすごいけど、暗号の規則性を見出して解読してしまうほうもすごい。
非対称暗号のしくみも平易に解説されていてわかりやすい。
やっぱりサイモン・シンの著作はおもしろい。
暗号に従事する人って究極の自己満足者か服従精神が異様に高い人なのかな?
だって成果を公表できないし、名声を得ることもないのだから。

脳のなかの幽霊、ふたたび

前作「脳のなかの幽霊」のラマチャンドランによる講演録。
前作にはあまり語られていなかった(私が忘れているだけ?)抽象概念がつくりだされる機能にはナルホドと思った。みな軽度の共感覚なのだ。
本物の共感覚の著者が書いた本「ぼくには数字が風景にみえる」にも興味がでてきた。


2007年7月15日日曜日

今日の読書メモ

原子爆弾-その理論と歴史
久間元防衛大臣の「しょうがない」発言が問題になっていたので、興味がわいて読んでみた。
表題のとおり原子爆弾の動作原理と開発経緯が細かく記されている。
中性子の発見、それによる核分裂の発見、そして連鎖反応から原子爆弾に話題がつながっていく。
淡々と技術論が展開されているが、取り憑かれたように開発が進んでいく様子が伺えて恐ろしい。
「しょうがない」発言は、アメリカはソ連が日本を占領しないよう原爆を投下し、降伏させたといった
趣旨の発言だったそうだが、この本には逆のことが書いてあったぞ。
ソ連はアメリカへのスパイ活動を通じてマンハッタン計画を知って対米政治戦略として
対日参戦を意識し、実際の投下を知ってあわてて対日参戦を実行に移したと。