2007年7月29日日曜日

今日の読書メモ

生物と無生物のあいだ

出張の新幹線の中で読むために買ったのだが、往復の間に読みきってしまった。寝る暇もないくらいおもしろい。
動的平衡と捉える生物の定義はとても明快で、かつ、いままでの生物観を矛盾なくすっきりと再構成してくれている。そういえば養老孟司さんが生物は部品をとりかえながら走っている車みたいなものだといった類のことを書いていたような。
また著者の情緒的な文体も読書を促進してくれる。なんだか海外著者の訳書のような文体なのです。

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